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立山の歴史





 立山の開山は8世紀初め、佐伯有頼が白鷹と阿弥陀如来の化身であった熊に導かれて岩窟に入り、そこで如来のお告げに従ったのが始まりとされています。
 その洞窟が室堂平にある「玉殿の岩屋」であり、長い信仰の歴史は神社や仏像、禅定路、伝説として、いまも立山のそこかしこに刻まれています。
 たとえば、立山禅定の道に沿って麗の岩峅寺から室堂までに、まつられた、西国三十三番札所観音霊場の分霊石仏。
 33体のうち7体は行方不明ながら、残りはいまも車道や旧道に点在し、訪れる人を待っています。また、美女平駅前にそびえる「美女杉」や鏡石平にある「鏡石」、「姥石」は、かつて立山が女人禁制の霊山であったことを示していると同時に、数多くの伝説を残しています。
 さらに弥陀ヶ原から天狗平へ抜ける禅定路の途中の獅子ヶ鼻岩周辺には、岩窟に「役の行者」 の石像や不動明王、弘法大使や地蔵石仏などが安置され、その辺りが立山修験の一大行場だったことをただよわせています。立山を歩くことにより、立山の歴史と出会えます。


         

左から、室堂平の石仏群、26番聖観音と道標地蔵、役の行者、美女杉




      

左から、獅子ヶ鼻岩、老石、鏡石




■ 岩峅雄山神社

かつての立山中宮寺の中心施設となった場所で、社殿は、 岩峅寺の前立社壇と芦峅寺の祈願寺、立山(雄山)頂上の峰 本社の3つに分かれています。 御本殿は国の重要文化財に指定されており、間口五間で北陸最 大の御本殿のようです。 連絡先  富山県中新川郡立山町岩峅寺1  tel:0764-83-1148
 
 岩峅雄山神社の看板 写真をクリックすると拡大します。 地図はこちら
富山地方鉄道立山線岩峅寺駅下車7分




■ 芦峅雄山神社
かつての立山中宮寺の中心施設となった場所で、社殿は、 岩峅寺の前立社壇と芦峅寺の祈願寺、立山(雄山)頂上の 峰本社の3つに分かれています。江戸時代は多くの宗教施設 がありましたが、明治の廃仏毀釈によりその多くが破壊され 講堂もこの芦峅雄山神社のみとなりました。 連絡先  富山県中新川郡立山町芦峅寺46  tel:0764-82-1545  
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